SSブログ

月別記事一覧

月別アーカイブ:2014年08月

2014年08月の記事一覧。発達障害も持っているダウン症の息子の育児ブログです。ダウン症や障害に関わらず、日々の楽しい事も書いていければと思います。
DSC_1853.jpg ..

2014-08-02読書
先日こちらで紹介した絵本が昨日届きました。田島征彦(たじまゆきひこ)著「ふしぎなともだち」です。同じ著者が描いた「じごくのそうべえ」は30年以上もロングセラーを..

記事を読む

DSC_1204.jpg ..

2014-08-01息子のこと
※広島県三原市すなみ海浜公園にて休日に子どもとどこかに出かけることは、ご覧になっている方々にとっては至極当たり前のことだと思います。ただその当たり前のことがいつ..

記事を読む

..

2014-08-01読書
今日アマゾンで「育てにくい子にはわけがある」という本を買いました。著者は木村 順さんです。発達障害のことを少しでも理解しようと思い、関連本をアマゾンで探しました..

記事を読む

2014-08-01お役立ちグッズ
先日、息子のバギーに空調ざぶとん(クールクッション)なるものを取り付けました。簡単に説明しますと、この空調ざぶとんは、乾電池の力で椅子全体に風を流し、夏場暑くな..

記事を読む

2014-08-01読書
北海道新聞のWEBニュースからですが、札幌市がこの度、知的障がいがある人と対話するためのノウハウをまとめた「コミュニケーションハンドブック」を発行したそうです。..

記事を読む

自閉症の子を描く、絵本「ふしぎなともだち」田島征彦著

  •  投稿日:2014-08-02
  •  カテゴリ:読書
DSC_1853.jpg

先日こちらで紹介した絵本が昨日届きました。
田島征彦(たじまゆきひこ)著「ふしぎなともだち」です。

同じ著者が描いた「じごくのそうべえ」は30年以上もロングセラーを続けている有名な絵本ですが、「ふしぎなともだち」もその独特の力強さがとても印象に残る絵本です。

自閉症の男の子やっくんを取り巻く多くの生徒や先生、家族たちの表情がとてもいいです。

また、やっくんをとりまく周りの人たちの様子や、やっくんの行動を、よく観察して描かれているなと思いました。


私が印象に残ったページがいくつかありました。

例えばパニックを起こして海に走り込んだやっくんを泣きながら抱きかかえるお母さんのシーン
DSC_1854.jpg


また、働いている郵便局で客に怒鳴られて手首を噛みながら耐えているやっくん
DSC_1855.jpg


この絵本はやっくんが兵庫県淡路島の普通学級に通い、友人との触れ合いの中で成長しながらその地域で働く物語です。

この話は実話なのですが、絵本作家の田島さんはその話に心を動かされ、4年もの歳月をかけて絵本を完成させました。


絵本の帯には

「ことばでわかりあえなくても、心はわかりあえる」

とあります。


躍動感あふれる独特の絵で伝えられるお話しは、きっと読む人に多くの感動を与えてくれると思います。

久しぶりに良い絵本と出会えました。


ふしぎなともだち





週末息子と外出する習慣をつける

DSC_1204.jpg
※広島県三原市すなみ海浜公園にて

休日に子どもとどこかに出かけることは、ご覧になっている方々にとっては至極当たり前のことだと思います。

ただその当たり前のことがいつの頃からか私たちには出来なくなっていることに先日気づき、そしてそれが思ったより息子にとっては重大なことではないかと今更少しあわてている始末です。

仕事の問題、家庭の問題、色々あって、障がいを持っている子に一番大切かもしれない「よき習慣」、残念ながら私たち夫婦はいまだ作ってあげられていません。

理想と現実は大きく異なり、なかなか理想通りにいくものではありませんが、息子の立場で考えた時に、そんな言い訳をいつまでもしているのはとても建設的ではありません。

私は休みがほとんど週一で、息子との時間も限られてきますので、休日は早起きして息子と家内を連れだし、色々と回って見たいと思います。


誰もいない公園はさびしいかもしれませんが、子供が多くいればいたで、頸椎がずれている息子にとってはかなり危ないことになりますので割り切って考えたいと思います。

暑くなったら家に帰ってゆっくり過ごせばいいですし、取り合えず近場でうろうろとしてみようかなと思います。


実は先日の日曜に久しぶりに早起きして無理やり息子と家内を連れだしたのですが、息子にとっても私たちにとっても久しぶりに気分よく休日を過ごすことが出来ました。

明後日もまたあのひまわり畑で写真を撮っているかもしれません。

DSC_1601.jpg


今日購入した本:育てにくい子にはわけがある―感覚統合が教えてくれたもの/木村 順著

  •  投稿日:2014-08-01
  •  カテゴリ:読書



今日アマゾンで
「育てにくい子にはわけがある」
という本を買いました。著者は木村 順さんです。

発達障害のことを少しでも理解しようと思い、関連本をアマゾンで探しました。思えば、ダウン症以外のカテゴリで本を購入したことは多分これが初めてかもしれません。

ダウン症は割となじみがあるのでイメージ的にとっつきやすいのですが、発達障害は調べれば調べるほど複雑で何の本を参考にしたらよいのか見当がつきません。

取り合えず評価が高く、幅が広そうな内容の本を選んでみました。もしかして発達障害ではかなり知られている本かも。

他に気になった本は、東田直樹さんという自閉症の作家の本です。こちらは複数巻ありましたのでしぼり切れず、結局図書館から借りました。

書評しか見ていないのですが、東田さんは言葉が出ないそうです。息子も言葉がでていませんので東田さんが綴る思いを今とても知りたいです。少しでも参考になればと思います。

私は親として1からやり直しです。



暑さ対策:息子のバギーに空調ざぶとん(クールクッション)を取り付けました

先日、息子のバギーに
空調ざぶとん(クールクッション)なるものを取り付けました。

DSC_1734.JPG

DSC_1735.JPG


簡単に説明しますと、この空調ざぶとんは、乾電池の力で椅子全体に風を流し、夏場暑くなりがちなシートを冷やしてくれる代物です。ただ風を送風するだけなのですが、するのとしないとではかなり快適さが違います。

ダウン症の子は特に暑さに弱く、それに加えて息子の場合は首にカラーをつけていることもありますので、体に熱がこもりやすく、いつも何かとかわいそうでした。

暑さ対策グッズはご存知の通り、薬局などで色んなものが売られていますが、息子にとって決定的なものはありません。ですので夏場のおでかけにはいつも頭を悩ませていました。


また息子は通院回数が多いのですが、家内は車の運転ができないので、移動は公共機関を使います。その道中、アスファルトの熱をまともに息子が受けるそうで、その対策を家内がリハビリの先生と業者の方に相談したところ、この装置を勧められた次第です。


名称は空調ざぶとん(取扱説明書にはクールクッションと書いてありました)というもので、これを作っているメーカーは空調服という、暑いところで作業する方向けの服などを開発販売している会社です。


空調ざぶとんには大きさが2種類あり、椅子の座面だけの小さなものと、背もたれも含める大きなものがあります。息子は背もたれまであるもの(車用でした)を改造してもらいました。価格は保険適用外でしたが、改造部品、改造費合わせて20000円までにおさまりました。


改造項目は、バギー用にする為、通常使用の向きを上下をさかさまにして、バギーの股ベルト部分に穴をあけてもらいました。また、車載シガーソケット用のプラグを単三電池4本式に改造してもらいました。電池では10時間程度持つそうです。


真ん中にベルト抜きの穴が開いていますが改造です
DSC_1738.JPG


風を取り込むファンと、電池ボックスです
DSC_1737.JPG


乾電池はエネループを買いました
DSC_1739.JPG


風は後ろのファンから中に入り、背中と座面に抜けていきますのでバギーの熱もシートにこもらず、汗も風ですぐ乾くので息子はすこぶる快適な様子です。これをつけてからは以前よりぐずりがとても少なくなりました。


この空調シートはバギーにつけたまま折りたためますので、とても違和感なく暑さ対策ができると思います。
DSC_1543.jpg


 → この空調ざぶとんの仕組みはこちらに詳しく説明されています


それにしても、こんな便利なものを今まで知らなかったのが不思議です。予算があれば運転席につけたいくらいです。


稼働中ですが、特に目立つことはありません
DSC_1726.JPG

知的障がい者を地域でどう支えるか:札幌市がハンドブック発行、対話のポイントを紹介

  •  投稿日:2014-08-01
  •  カテゴリ:読書
北海道新聞のWEBニュースからですが、札幌市がこの度、知的障がいがある人と対話するためのノウハウをまとめた「コミュニケーションハンドブック」を発行したそうです。

sassi.JPG
※北海道新聞より

知的障がい者に接する際のポイントや、日常生活でのサポート方法を事例を交えて分かりやすく紹介しているそうですので、私も勉強のために一部請求してみようかなと思います。


記事によると、作成のきっかけは2年前に白石区で起きた知的障がい者の女性とその姉の孤立死問題。それを受けて、住民が知的障がい者に偏見を持たずに接することができる地域づくりが必要だとして、市が今回のハンドブックの作製を進めてきたとあります。

A4判で6ページとのことで読みやすそうです。


内容は、知的障がいや発達障がいの特徴を紹介した上で、「笑顔でゆっくり話しかける」など、知的障害者とコミュニケーションを取る際のコツを4点に絞ってまとめているそうです。

また、「レジでの支払い」や「公共交通機関を利用する場合」など六つの事例を挙げて、「簡単な言葉に置き換えて、必要な情報を具体的に説明する」など対応策も記しているとのこと。


知的障がいや発達障がいの事が書かれている冊子とのこと、先にも書きましたように簡単に勉強できるものを探して勉強していきたいです。


こちらのハンドブックは、障がい者の保護者でつくる「札幌市手をつなぐ育成会」が監修、10日から配布しています。

市障がい福祉課は
知的障がい者にとって、話し言葉でのコミュニケーションは大きなバリア。地域や、職場で応用編を作って活用してもらえれば
と呼び掛けているそうです。


コミュニケーションのバリア、できるだけ薄くしていきたいものです。

 → こちらに記事の詳細が掲載されています

Copyright © ダウン症児の育児ブログ/子供の情景 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。