先日、息子のバギーに
空調ざぶとん(クールクッション)なるものを取り付けました。

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簡単に説明しますと、この空調ざぶとんは、乾電池の力で椅子全体に風を流し、夏場暑くなりがちなシートを冷やしてくれる代物です。ただ風を送風するだけなのですが、するのとしないとではかなり快適さが違います。

ダウン症の子は特に暑さに弱く、それに加えて息子の場合は首にカラーをつけていることもありますので、体に熱がこもりやすく、いつも何かとかわいそうでした。

暑さ対策グッズはご存知の通り、薬局などで色んなものが売られていますが、息子にとって決定的なものはありません。ですので夏場のおでかけにはいつも頭を悩ませていました。


また息子は通院回数が多いのですが、家内は車の運転ができないので、移動は公共機関を使います。その道中、アスファルトの熱をまともに息子が受けるそうで、その対策を家内がリハビリの先生と業者の方に相談したところ、この装置を勧められた次第です。


名称は空調ざぶとん(取扱説明書にはクールクッションと書いてありました)というもので、これを作っているメーカーは空調服という、暑いところで作業する方向けの服などを開発販売している会社です。


空調ざぶとんには大きさが2種類あり、椅子の座面だけの小さなものと、背もたれも含める大きなものがあります。息子は背もたれまであるもの(車用でした)を改造してもらいました。価格は保険適用外でしたが、改造部品、改造費合わせて20000円までにおさまりました。


改造項目は、バギー用にする為、通常使用の向きを上下をさかさまにして、バギーの股ベルト部分に穴をあけてもらいました。また、車載シガーソケット用のプラグを単三電池4本式に改造してもらいました。電池では10時間程度持つそうです。


真ん中にベルト抜きの穴が開いていますが改造です
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風を取り込むファンと、電池ボックスです
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乾電池はエネループを買いました
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風は後ろのファンから中に入り、背中と座面に抜けていきますのでバギーの熱もシートにこもらず、汗も風ですぐ乾くので息子はすこぶる快適な様子です。これをつけてからは以前よりぐずりがとても少なくなりました。


この空調シートはバギーにつけたまま折りたためますので、とても違和感なく暑さ対策ができると思います。
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 → この空調ざぶとんの仕組みはこちらに詳しく説明されています


それにしても、こんな便利なものを今まで知らなかったのが不思議です。予算があれば運転席につけたいくらいです。


稼働中ですが、特に目立つことはありません
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