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奥山佳恵さんの本
『生きてるだけで100点満点! 』
少しだけ読んでみました。

この本はダウン症を持っている
美良生(みらい)くんの育児日記がテーマになります。


美良生くん、お兄ちゃんを含めての
幸せそうな家族写真、奥山さんご自身の
癒されるイラストがたくさん掲載されていて
とても読みやすくまた、元気が出る本です。


また、奥山佳恵さんの家族構成が
私のところと似ていること、その他、
夫の稲葉幸次郎さんの「あとがき」
とても共感を持ちました。


こちらでは私と同じパパの
稲葉功次郎さんのあとがきについて
私が共感した点などを少しまとめてみたいと思います。


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奥山佳恵さんの夫・稲葉功次郎さんのあとがき


奥山佳恵さんの出版された、
『生きてるだけで100点満点!』
今月3月1日に発売されました。
(本の出版日は3月15日)




私はTBSの『いっぷく!』
奥山さんが出演されてすぐに買ってしまいました。


私はこの手の本では
お父さんのコラムなどを一番に探してしまいます。


まずは目次を見ると、
あとがきに夫・稲葉功次郎さんの手記が
載せてあるのに目が止まり、早速そこから
読み始めました。


この8ページのあとがきでは、
私には珍しく共感できるところがとても多く、
(今まで自分の気持ちが文面に現れているものを
ほとんど読んだことがなかったため)
功次郎さんの文才もあるのだと思いますが
かなりうなずきながら読める内容でした。


ダウン症のお子さんを持つ知人に
「ダウン症の子でよかったね。可愛いわよ!」
と言われたことがある。


ではじまるあとがきでは、功次郎さんが
その言葉についてどう思ったか、また、
出生前診断についての思い、そして、
長男との関わり方などが綴られています。


それぞれのテーマで、
ダウン症の美良生(みらい)くんのことを
深く考えられていることがよくわかります。

お父さんの立場の方にも
ぜひ読んでいただきたいエッセイだと思いました。



まとめ


夫・功次郎さんの8ページのあとがきは、
私は参考というより共感できる点が多いことにまず驚きました。


振り返ってみれば9年間、やはり私も
ダウン症の息子を育てているうちに
知らず知らず息子のことについて
多く考えてきたからだろうと思います。


私も功次郎さんと同じくダウン症児を
育児している父親に他ならず、

多分、ダウン症のお子様を育児されている
お父さんも少なからず功次郎さんと
同じ気持なのではないかと思ったりしています。


ダウン症を治す薬があれば、という
功次郎さんの意見と奥山佳恵さんの意見が
分かれていたのには少し驚きましたが

家内に質問してみると、我が家も全く
奥山家(稲葉家?)と同じことがわかり
とても意外でした。


夫婦間において大事なことでも、
お互い知らないことが多いものだと
その時感じた次第です。


この本は書いている方がタレントなので
ダウン症児を育児している夫婦の間でも
話題にしやすいと思います。

特に育児にマンネリ化している
私のようなご家庭(いるのか?)には、
子供のことを見直す一つのきっかけにもなるかもしれません。



生きてるだけで100点満点!

生きてるだけで100点満点!

  • 作者: 奥山 佳恵
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2015/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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