DSC_1600.jpg

先日もこちらでお伝えしましたが、道の駅「笠岡ベイファーム」(笠岡市カブト南町)そばの干拓地で、100万本のヒマワリが満開だそうです。

朝日新聞によりますと、
ひまわりの品種は、観賞用の「ハイブリッドサンフラワー」という品種だそうで、その面積は5ヘクタール(1ヘクタール=3025坪)。

さながら「黄色いじゅうたん」が広がっているそうです。

私は知らなかったのですが、この記事によりますと、今年は福島第一原発事故による土壌汚染で栽培を断念した被災地の食用ヒマワリの種をまいた一角もあるそうで、その面積は20アール(1アール=30.25坪)。少し遅れて咲き始めたそうです。

ひまわりの見頃は8月上旬まで続くそうです。


福島のひまわりについては、障害者施設も関わっていたようです。色んな方々が今回の種をつないでいるらしく、その経緯が下記様に朝日新聞に紹介されていました。

福島市のNPO法人「シャローム」は、食用ヒマワリ「春りん蔵」を栽培し、オイルを搾って販売することで障害者施設に仕事を提供していた。

ところが2011年3月、東日本大震災による原発事故で土壌が汚染されたことで、ヒマワリの栽培を断念。代わりに種をまいて、収穫した種を送ってくれる協力者を全国に募った。

笠岡市と福島市には農道空港があるという共通点がある。笠岡市では震災後、市民らによる「笠岡ひまわり復興支援プロジェクト」が立ち上がり、11年10月、「笠岡ふれあい空港」で復興支援イベントを開いた。

今年5月、笠岡市民7人が福島市を訪ねて、「希望の種ひまわり植栽式」に参加。種3万粒をもらって帰り、2万粒を干拓地に、残りを市内各地にまいた。

今月31日、福島から「子どもひまわり大使」11人が4泊5日の日程で笠岡を訪れる。

市内の中高生と交流し、8月3日は道の駅で開かれる「ひまわりフェスティバル」に参加する。笠岡市では9月にヒマワリの種を収穫するイベントを開き、10月に福島に送る。

ヒマワリの花言葉は「いつもあなたを見ています」。

ひまわりプロジェクト実行委員会代表の竹原泉・笠岡市議(65)は「笠岡市民はずっと復興を支援していきますという心をヒマワリの種に込めて、福島に届けたい」と話している。

フェスティバルなどの問い合わせは、笠岡市経済観光活性課(0865・69・2147)まで。