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エクストリームスーパームーン、ご存知でしょうか。
今回は日本時間の2014年8月11日の午前3時9分に見られるそうです。

スーパームーン自体が特に珍しいものではない為、あまり取り立てて意識することはないかもしれません。

ですが、今回はスーパームーンの中でも一番大きなエクストリームスーパームーン(エクストラスーパームーンとも)と呼ばれる天体現象が11日の午前3時頃に見られます。

午前3時9分、かなり微妙な時間帯ですが貴重な天文ショーとのことですので、なんとか頑張って見てみようと思います。ただ私の目からはいつもの月とあまり変わらないかもしれませんが…。

それではスーパームーンに関しての基礎知識をウィキペディアから抜粋して下記にわかりやすくまとめてみたいと思います。



■スーパームーン
地球を周回する月の公転軌道は楕円を描くため、地球と月の距離は変化しています。その中でも地球に最も近づいたとき(近地点)に満月または新月を迎えることを「スーパームーン」(Supermoon)と呼びます。


■エクストリームスーパームーン
 (エクストラスーパームーン)

およそ1年に1回のペースで見られるが、年に数回観測できる年もあるそうです。また、特に最接近して近地点から前後1時間以内に満月を迎えることを「エクストリーム・スーパームーン」(Extreme Supermoon)と呼ぶ場合があり、およそ18年に1度の割合で観測できます。

ちなみに1950年以降では、1955年、1974年、1992年、2011年、2014年が該当します。

2011年のスーパームーン(地球から月までの距離:35万6577km)では、地球から最も遠い距離(遠地点・同約41万km)にあるときの満月と比較すると14%大きく見え、30%程明るく観測されたそうです(NASA)。




下記は国立天文台のサイトからの引用です

8月11日2時43分、月が地球に今年最も近づきます(約35万7000キロメートル)。そして、その直後の3時09分に満月の瞬間を迎えます。満月の瞬間の月の視直径は約33分角です。

なお、今年最も小さく見えた満月は1月16日で、月の視直径は約29分角でした。下の図のように並べて大きさを比較すると、ずいぶん大きさが違うことがわかります。

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特に今回は、月が近地点に達したわずか26分後に満月の瞬間を迎えます。ということは、めったに見られることの無いタイミングでスーパームーンが見られるということです。

次にこのような最高のタイミングでスーパームーンが起こるのは2034年とのことですので、日頃の喧騒を忘れて大きな月に見入ってみたいと思います。

ただ11日の午前3時は、台風11号の影響が微妙なところです。私の住む地域も先ほど避難勧告が出たところです。何事もないことを祈りながら当日の台風一過を期待しています。


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