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 ひたすらに書きます


金澤翔子さんの新刊本が出版されました。
タイトルは『ひたすらに書きます』

「ひたすらに」は私も好きな言葉です。
ひたすらに仕事できれば、ひたすらに育児できれば、といつも思いつつ、雑念や雑用に追いまわされる毎日。気が付けばいつも時間だけが過ぎている始末です。

そんな中だからこそ翔子さん、泰子さんのご活躍がとても救いになっています。


アマゾンではいま品切れだったので、取り合えず楽天で購入しました。が、よくよく見ると「予約受付中」との文字が…。

少なくともすぐには発送してくれそうにない雰囲気です。ご購入時にはくれぐれもお気をつけくださいませm(_ _)m


せっかくですので、
産経ニュースより関連記事を引用してみます。
 NHK大河ドラマ「平清盛」の題字で有名なダウン症の書家、金澤翔子さん(29)の最新刊『ひたすらに書きます』(芸術生活社)が出版された。金澤さんのライフワークである個展「建長寺書展」に出展した作品が収録されている。

 金澤さんは5歳のとき、書道家の母、泰子さんに師事し、書道を始めた。20歳で東京・銀座書廊で初の個展を開催。その後、建長寺、建仁寺、東大寺、中尊寺などでも個展を開き、平成24年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を揮毫(きごう)したことで一躍、脚光を浴びた。

 本著は金澤さんの「建長寺書展」のあゆみとして、第1回(21年5月)から第6回(26年5月)までの個展での作品を集めた。母であり、師でもある泰子さんによるエッセーも収録されている。

 あとがきで、泰子さんは「この作品集は『障害を持つ子供たち』『そのお母さんやお父さん』『震災で被害を受けた人々』『自分は今、不幸であると思っている人々』…全ての弱き人々へのエールでもある」としている。

 A5判、128ページ、オールカラー、1350円(税別)。



私が久しく忙しくしていた間(今ももちろん忙しいですが^^;)、数々の書籍を出版されていることに驚きました。今それらの本を入手しつつ読み進めているところです。

息子とタイプは違いますが、同じダウン症とともに生きる翔子さんと、それをサポートする泰子さん。お2人の存在自体が救われています。

今の自分を今の視点で眺めても、幸、不幸の判断はつかないと思います。一見今は苦しくても10年後、果たして今を振り返ったらどういう思いが胸をよぎるのか、想像すらできません。

そもそも自分や家族が、10年後もずっと平和と健康を享受し続けることが出来るのかどうか、はなはだ怪しいようにも思います。


やはり出来ることは、今、自分が動くことだけだと思います。とにかく今は苦しくても、今を頑張って生きる、やるべきことを継続し続ける、ことしか生涯自分を救うことはできないのだと思います。

その意味で、金澤翔子さんの本のタイトル『ひたすらに書きます』は、私にとってとても共感するところが大きいです。


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