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※永田一雄実家の鞆の浦にて


今日、流星ワゴンが最終回を迎えます。

前半視聴率が伸び悩み、
叩かれもしましたが後半ぐっと面白くなり、
内容に引きこまれてしまってます。

特に健太くんと母親が会えたシーンくらいからかな。

実は原作では健太くんと母親は
会えずじまいだったのですが・・・。


原作とはストーリーがかなり違っている
のですが、流れ的には面白いので、
これはこれでありかな~なんて
生意気に思ってる次第です。(汗)


今日、最終回の結末はいったいどうなるのでしょうか。





やはりカギを握るのはちゅうさん


やはりこのドラマ、
最後の最後でカギを握るのはちゅうさんでしたね。


原作の結末は、もちろんちゅうさんは
亡くなってしまうのですが、

反面、永田家の3人の家族関係は、
回復方向に向かいながら小説が終わる
という感じです。


ドラマの方もハッピーエンドで終わって
もらわないと、ただでさえ生霊や亡霊など
もやもや感満載の内容なので、その辺りの
終わらせ方にとても期待しています。


ドラマではちゅうさんが亡霊になるとか
一人暗闇をさまよい続けるとか
ということが話されていますが、

原作は霊という言葉さえ出ていた
覚えがないほど、その辺りはあっさりとしています。


橋本親子は霊というよりも、
どこか他の世界からやってきた
という感じがイメージ的には合ってます。



原作との違いは


最終回の番組予告を見る限り、
一雄が死ぬ間際のちゅうさんに、
何か最後の言葉を掛けて、

ちゅうさんが成仏できるような流れに
想像できるのですが、

原作ではそのようなシーンはなく、
一雄が現実の世界に戻った5日後に
ちゅうさんは意識をなくしたまま、
静かに眠るように逝ってしまいます。


妹の智子の話では、
優しい死に顔だったとのこと。


あと数時間もすれば、僕は父のなきがらと対面する。きっと泣いてしまうだろう。泣けるはずだ。それがなにより嬉しいし、もしも橋本さんと健太くんが見ていたら、二人も喜んでくれるに違いない。
出典:重松清『流星ワゴン』



とあるように、原作では一雄は
ちゅうさんの死に目にはあっていません。



まとめ


このように原作とは大きく違っていますが
小説は少しもやもや感が残りましたので

ドラマでは気持ちよく終わらせてもらえれば
きっと10話全部見てよかった!
というふうになると思っています。


最終回のオチと視聴率が非常に気になるところです。




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