◆みみ太郎は補聴器ではない?


みみ太郎を父が先日購入しましたが、
みみ太郎は補聴器ではないことをご存知でしょうか。


そもそもそれを知るには補聴器とは何か
から理解しないとわからない問題だと思います。


私も今回みみ太郎を購入して初めて
そのことを勉強することになりました。


こちらでは、補聴器とみみ太郎の違い
について簡単に書いてみたいと思います。


 ⇒ みみ太郎

◆みみ太郎と補聴器の違い


みみ太郎は補聴器ではなく、集音器になります。


補聴器でないものには、
みみ太郎のような集音器、
その他は音声増幅器、助聴器など
色んな呼ばれ方をされるようです。


これらと補聴器の決定的な違いとは
厚生労働省が正式に医療機器として
認定しているか否かにあります。


ご存じの通り補聴器は、
薬事法で定められた管理医療機器になります。

そのため販売は対面販売、そして購入後の
アフターフォローなど、数々の制約があり、
そのため、ある一定の効果や信頼性、
安全性が確立されているのだと思います。


このことから、補聴器でないみみ太郎は
通信販売で簡単に購入でき、販売者の
フォローなしに勝手に試せる手軽さがあるんです。



◆父の補聴器のこと


補聴器もかなり技術が発達したとはいえ、
完全に耳の代わりにはなりません。

それは、父がシーメンス製の高価な
補聴器をしていたことからよくわかります。


確かに耳の補助には効果的なのですが、
調整する人によって、また当の本人との
コミュニケーションがうまくいかないと
なかなか本人が思う通りの聞こえには
ならないようです。


特に耳が慣れるまでの期間は大切で、
マメに聞こえをチェックしたり、
聞こえを調節してもらいにいったりする手間も必要です。


私の父はどちらかといえばものぐさで、
指が少し悪いこともあるのですが、
小さなボタン電池を毎日取り出して
乾燥機に掛ける作業も結構大変だったようです。


結局付けない日が多くなり、そうしているうち
何処かへ落としてしまったというのが
今回、みみ太郎を買うに至った経緯です。


幸い父の耳の聞こえは私が思っているほど
そう悪くなかったのが幸いで、
こんなことならまずはみみ太郎を
買ったらよかったというのが今の正直な感想です。


それでも、きちんと管理さえすれば
補聴器はパソコンソフトで驚くほど
バランスの良い状態を設定することが
可能ですし、良いものには違いありません。

道具を使うにはそれなりの
手入れやメンテが必要ってことですよね。



◆まとめ


補聴器とみみ太郎の違いは
医療機器かそうでないかの違いになります。

医療機器は厚生労働省が関わっているので
金額は別にして、購入者が対効果に対し
割りと安心して購入できるメリットがあります。


一方「集音器」と言われるみみ太郎
対効果に関しては自主的なノウハウ
頼るところが大きいので、

見る人によっては「怪しい」イメージを
持たれる方がいてもおかしくありません。


だから特に補聴器以外の製品を選ぶ際には
無料で数日間、購入者都合で試せる環境が
整わないと売ることが難しいと思います。


今回のみみ太郎は、会社の対応が良く、
お試し期間も延長してくれたことから
安心して試すことが出来ました。

今後の安心にもつながりますよね。


使って約1週間になるので、
また父から聞こえの状態などを
聞いてみたいと思います。



 ⇒ みみ太郎